あまがさすの森より

「もったいない」

私は、ボランティアとして環境保全活動をしているのですが、森に入るといつも思います。
「もったいない」

放置しておくと人工林は荒れ、災害が起こる。

だから樹を伐(き)ります。

伐った樹は転がり落ちて行かないように綺麗に並べて置いておきます。

やがて木は朽ちて土に還る。
それまでに何かの拍子で転がり落ちれば、災害を引き起こすことになる...

樹に込められた想いとは

その木は何十年も前に誰かが植えたものです。

木は使えるように育つまで時間がかかります。

だから、自分が使うために植えたものではなく、自分の子や孫の世代が困らないようにと植えたものです。

それを受け継いだ人も、あとの世代が困らないようにと山を守りました。

お金と手間をかけて育てられた樹は、災害の元凶として伐り捨てられます。

時には、税金を投入して伐り捨てられたりします。

おかしな話でしょ?

森に放置された木は、そのままだと危険な廃棄物ですが、本来はたくさんの人の想いが込められた資源です。

教育の場として

いかに放置された森林を活用するか、様々な取り組みが行われて来ました。

青梅市は、森林が市の60%を占める場所でありながら都心部からもアクセスがしやすい場所です。

そこにあるあまがさすの森は、公有林に近い性質だったのですが、民間が引き受けることになりそうです。

そして、教育の場として生まれ変わりつつあります。

新しい時代の森林の活用と再生が始まっています。

未来に残したいもの

最近のゲリラ豪雨や巨大台風は、空気中の水蒸気の増加が原因と言われています。

それは山が水を保持出来なくなったことが根本的な原因と言う人もいます。

ある地域では、先の台風で木が倒されて露出した地面が雨に打たれてさらに広がり、連鎖的に木が倒れ、山の崩壊が始まっているそうです。

子どもたちが山や森に関心を持つようになれば、何か変わるのではないかと思います。

そして、棄てられている資源に価値を与え、経済循環の中に放り込むことが出来れば全て上手く回ります。
 
 
あまがさすの森でお待ちしております。

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